世界を巻き込む国際博覧会は、決してランダムなスケジュールで決まっているわけではない。「登録博覧会」は原則として5年に1度の周期で開催される。これが、一般的にイメージされる巨大なメガ万博の標準的な頻度だ。しかし、過去のカレンダーを振り返ると、2年や3年の短い間隔で万博と呼ばれるイベントが行われているケースがある。その正体こそが、5年周期の合間に開催が認められている「認定博覧会」だ。
国際博覧会条約に基づき、広範で総合的なテーマを扱う大規模な登録博覧会に対し、より限定された特定分野に絞った認定博覧会が補完的な役割を果たす。この2層構造こそが、開催周期をめぐる一種の「謎」を生み出している最大の要因と言える。