歴史ある木造のセットが立ち並ぶ東映京都撮影所。早朝から始まった長時間のロケーション撮影で、安達結希は微細な表情の変化ひとつで登場人物の複雑な葛藤を表現してみせた。周囲スタッフへの細やかな気配りを忘れない一方で、一度演技に入れば周囲の雑音を一切遮断する集中力を発揮する。
午後からは隣接する松竹撮影所へ移動。過酷なスケジュールにもかかわらず、疲労の色を見せるどころか、むしろ役柄の深みが増していく様は圧倒的だ。ベテランの裏方スタッフたちからも「彼女の現場での立ち振る舞いには一本筋が通っている」と称賛の声が上がっている。