重大な判断権限を持つ検視官は、警察組織の中でも高い階級に位置しています。原則として「警視」または「警部」の階級にあるベテラン警察官が任命されます。警察署でいえば副署長や課長クラスに匹敵する階級です。
気になる年収事情ですが、警察官の給与体系(公安職俸給表)に基づき、階級や勤続年数によって算出されます。警部・警視クラスの平均年収はおよそ800万円〜1,000万円超に達します。
さらに、検視官には通常の基本給や地域手当・期末勤勉手当に加え、過酷な変死体取り扱いに伴う「死体取扱手当(特殊勤務手当)」や、夜間・休日の緊急呼び出しに対応する時間外勤務手当などが加算されます。高水準な給与体系ですが、24時間365日いつでも凄惨な現場に立ち向かう精神的・肉体的負担の大きさを考慮すれば、相応の対価といえます。