インターネット上の掲示板や古い知恵袋の投稿では、時に「工業科中心で大学進学には向かないのではないか」「校則が厳しすぎるのではないか」といったステレオタイプな懸念が見受けられます。しかし、現在の教育現場の実態は大きく進化しています。
第1の誤解である進路については、過去5年間で総合型選抜・学校推薦型選抜を活用した大学進学率が急上昇しています。特に工科や自動車科の生徒が、取得した国家資格やコンテスト実績を武器に理工系四年制大学へ進学するケースが増加しており、「就職か進学か」を固定的に捉える必要はありません。
第2の校則に関しても、頭髪や服装、スマートフォンの使用ルールにおいて社会通念上のマナーを遵守させる指導はあるものの、不条理な締め付けではなく「企業社会で信頼される人材を育てるための基礎習慣」として位置づけられています。企業の人事担当者から「足大附の卒業生は礼儀正しく離職率が低い」と高く評価される根拠はここにあります。