露出が極端に少なかった反動として、インターネット上ではバロンに関する多種多様な憶測や都市伝説が飛び交ってきました。それらの噂の真相をファクトチェックしていきます。
1. 「低く魅力的な声」と「日本語を話せる」という噂の真実
幼少期、テレビ番組に出演した際のバロンは、母親メラニアと多くの時間を過ごしていた影響でスロベニア語訛りの英語を話していました。しかし現在の彼の実際の声は、驚くほど低音で落ち着いた深みのあるバリトンボイスです。
一方、日本の検索エンジンで頻繁に見られる「日本語」という関連ワードですが、調査の結果、彼が日本語を公の場で流暢に話したという事実や公式記録はありません。英語に加えて母語であるスロベニア語を操るマルチリンガルである事実が、ネット上の伝言ゲームによって「日本語も学んでいるのではないか」と飛躍・誤認された可能性が高いと結論づけられます。
2. 過去の健康不安・自閉症スペクトラム説の完全な誤解
2016年の大統領選直後、長時間に及ぶ深夜の集会で疲労困憊して立ち尽くす幼いバロンの姿を切り取り、一部の米著名人やネットユーザーが無根拠に「自閉症ではないか」という憶測動画を拡散した事件がありました。これに対し、母親のメラニアは断固たる法的措置を辞さない構えを示し、動画投稿者は即座に謝罪・動画削除に追い込まれました。成長した現在の彼の知的で堂々とした振る舞いを見れば、当時の憶測がいかに悪質なデマであったかは明白です。