長嶋一茂は1966年(昭和41年)1月26日、東京都大田区田園調布で生を受けた。2026年の誕生日を迎えたことで、実年齢は60歳に達した。人生100年時代と言われて久しいが、赤いちゃんちゃんこを着るような旧来の還暦イメージは彼には微塵も似合わない。
かつてプロのアスリートとして極限のプレッシャー下で身体を削ってきた男が、60歳という人生の折り返し地点に立ってもなお、現役時代を彷彿とさせるフィジカルを誇示している。加齢に伴う衰えを隠すのではなく、年齢をひとつの通過点として軽やかに乗りこなす姿は、同世代のシニア層のみならず若い世代にとっても特異なロールモデルとして映っている。