民間人となった後も、清子さんが皇室全体にとって極めて重要な存在であることに変わりはありません。上皇ご夫妻(明仁上皇・美智子上皇后)にとって唯一の愛娘である清子さんは、幼少期から「サーヤ」の愛称で呼ばれ、細やかな気配りで家庭内の和を保つ存在でした。上皇ご夫妻の仙洞御所訪問をはじめ、節目ごとの私的な交流は現在も温かく継続されています。
また、天皇・皇后両陛下や長女の愛子内親王殿下(愛子さま)との関係も深淵です。皇族としての立ち振る舞いや公務と学問の両立、さらには将来の進路選びにおいて、内親王としての経験と民間人としての視点の双方を兼ね備える清子さんの助言は、愛子さまにとってかけがえのない道標となっています。
学習院大学文学部国文学科を卒業し、山階鳥類研究所でカワセミ類の学術研究に打ち込み論文を発表した実績を持つ清子さんの学究肌で物静かな姿勢は、成年皇族として真摯に公務に臨まれる愛子さまの歩みにも大きな影響を与えています。