大山周辺のハイキングコースの中で、豪円山のろし台ルートは「最も体力的負担が少なく、得られる景観の満足度が高いコース」として知られています。冬場は豪円山スキー場のゲレンデとして賑わう斜面の一角に、グリーンシーズン用の遊歩道が整備されています。
登山口となる豪円山ロッジ(標高約810m)から頂上ののろし台(標高約891m)までの高低差は約80mに過ぎません。コースの詳細は以下の通りです。
- 登り所要時間:片道約10分〜15分(歩行ペースが緩やかな方でも約20分)
- 下り所要時間:片道約8分〜10分
- 歩行距離:往復約1.0km
- 登山難易度:入門レベル(運動靴・スニーカーで通行可能)
コース前半は木陰が心地よい木製階段や整備された土の遊歩道が続き、後半はスキー場の芝生斜面を緩やかに登っていきます。急峻な鎖場や岩場は一切存在しないため、小さな子どもを連れたファミリー層や体力に自信のないシニア層でも安心して山歩きを楽しめます。木々の間から差し込む木漏れ日を感じながら歩道を進むと、突如として視界が開け、目前に巨大な大山北壁が現れるドラマチックな演出もこのルートならではの醍醐味です。