露天風呂の黒い虫や赤い虫の正体は?湯の花との見分け方と旅館の対策

露天風呂の黒い虫や赤い虫の正体は?湯の花との見分け方と旅館の対策

露天風呂の黒い虫や赤い虫の正体は?湯の花との見分け方と旅館の対策の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

温泉浴槽や洗い場で見かける虫にはいくつかの典型的なパターンがあります。それぞれの特徴と危険度を把握しておくことで、過剰な警戒を避けることができます。

① 温泉の黒い小さい虫:チョウバエ(危険度:低)
浴室の壁や排水口付近、湯面に浮いているハート型(逆三角形)の翅(はね)を持った体長2〜5ミリほどの黒い小虫は、チョウバエ(オオチョウバエ・ホシチョウバエ)の可能性が極めて高いです。人を刺すことはありませんが、配管内の有機物汚れに産卵するため、衛生管理のバロメーターとして扱われます。

② 温泉の赤い虫:ユスリカの幼虫・成虫(危険度:低)
湯底や水面に細長い糸状の赤い虫が蠢いている場合、それはユスリカの幼虫(通称:アカムシ)です。また、蚊によく似た姿で大群をなして飛ぶ成虫もユスリカです。蚊と違って口器が退化しており、人間の血を吸うことは一切ありません。

③ 咬傷被害をもたらす要注意害虫:アブ・ブヨ(危険度:高)
初夏から秋口にかけて山間部の露天風呂で最も警戒すべき存在がアブ(ウシアブ等)とブヨ(ブユ・ブラックフライ)です。どちらも清流や湿地を好み、水しぶきの音や人間の呼気(二酸化炭素)、体温に反応して襲いかかります。皮膚を切り裂いて吸血するため、激痛や強い腫れを引き起こします。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。