2016年から本格的にWECに参戦を開始した小林可夢偉。トヨタGAZOOレーシングの一員として、世界最高峰の耐久レースに挑戦します。ル・マン24時間レースは、モナコGP、インディ500と並ぶ世界三大レースの一つ。多くのドライバーが夢見る舞台です。
2017年、小林可夢偉はマイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスとともにル・マンに挑みますが、レース終盤でのトラブルにより優勝を逃します。2018年も同じクルーで参戦し、今度は最終ラップでトップを走りながらスローダウン。あと一歩のところで勝利を逃す悔しい結果となりました。
2019年の栄冠
三度目の正直。2019年のル・マン24時間レース、小林可夢偉はついに頂点に立ちます。セバスチャン・ブエミ、マイク・コンウェイとのトリオで7号車トヨタTS050ハイブリッドをドライブし、完璧なレース運びで優勝を飾りました。
この勝利により、小林可夢偉は日本人として2004年の荒聖治以来15年ぶりのル・マン総合優勝者となります。さらに2020年、2021年と3連覇を達成。世界耐久選手権のドライバーズチャンピオンも獲得し、耐久レース界のトップドライバーとしての地位を確立しました。