オンライン学習の普及を牽引する「スタディサプリ」などの映像授業でも、扇形の問題は「比の概念」を活用してスマートに解く方法が推奨されている。例えば、中心角が $120^\circ$ であれば「全体の $\frac{1}{3}$」、$72^\circ$ であれば「全体の $\frac{1}{5}$」というように、主要な角度の割合をパターンのように頭に入れておくことで、計算の試行回数を最小限に抑えることができる。
また、実用数学技能検定を実施する日本数学検定協会(数検)のデータによると、図形問題における誤答の多くは公式の誤用ではなく、途中式での掛け算ミスや $\pi$ のつけ忘れといった単純なケアレスミスだという。公式を丸暗記するだけでなく、自分の手で途中式を整理して記述するトレーニングを重ねることが、検定合格や学校成績のトップ層へ食い込む確実なステップとなる。