専門学校選びにおいて「偏差値」という学力指標は用いられませんが、国際文化理容美容専門学校を「誰でも入れる学校」と考えるのは危険です。近年は志願者の質を重視する選考が行われており、実質的な競争倍率が存在します。
入試の中心となるのはAO入試(総合型選抜)です。エントリーは例年6月頃から開始されますが、定員に達した学科・校舎から順次募集が締め切られます。特に渋谷校の美容科は人気が集中しやすく、早期に定員枠が埋まる年度も見られます。選考で最も注視されるのは、高校時代の出席状況(欠席日数の少なさ)と、面談を通じた「厳しい修業環境に耐えうる覚悟とコミュニケーション能力」です。
また、学費負担を軽減したい受験生にとって特待生制度は見逃せません。特待生試験では書類審査や面接に加え、基礎的な筆記試験や実技適性が問われます。合格を勝ち取るためには、高校生活での高い評定平均を維持することに加え、身だしなみや挨拶などのマナーを早い段階から仕上げておく必要があります。
これらのリアルな空気感を肌で体感するために不可欠なのが、オープンキャンパス(体験入学)への参加です。その際、単にカットやワインディングの体験を楽しむだけでなく、以下の3点を意識して観察することが推奨されます。
- 在校生スタッフの手つきと立ち振る舞い:道具の整理整頓や声掛けが自然にできているか
- 教員と生徒の距離感:単なる仲良しクラブではなく、敬語や礼儀の中に信頼関係があるか
- 実習施設の清潔さ:床に切った毛髪が放置されていないか、清掃が行き届いているか