船橋日大前エリアのみならず、遠方からもパン愛好家が足を運ぶ「ブーランジェリー クー」。その人気の根底には、日本のベーカリー界に金字塔を打ち立てた松戸の名店「Backstube Zopf(ツオップ)」のDNAが息づいています。
店主の中島知美シェフは、ツオップで長年修行を積み、パン作りの技術と哲学を徹底的に身体へ叩き込んだ実力派です。ツオップ流の妥協なき素材選び、酵母や発酵の見極め、そして「お客様がいつ訪れても選ぶ喜びに満ち溢れている状態を作る」という精神が、このブーランジェリー クーの店舗運営にも色濃く反映されています。
約4坪という非常にコンパクトな売り場には、香ばしいハード系から惣菜パン、ヴィエノワズリー、繊細なデニッシュまで所狭しと並びます。店内に一歩足を踏み入れると、まるで絵本や映画『魔女の宅急便』に出てくるような温かい世界観が広がり、視覚と嗅覚を一瞬で奪われます。少人数ずつしか入れない小規模空間だからこそ、パンの鮮度と焼きたての熱気がダイレクトに伝わり、それが自然と店外への入店待ち列を形成する要因にもなっています。