ラジバンダリがいつ流行したのかを振り返ると、ピークは2008年(平成20年)に集中しています。当時は『爆笑レッドカーペット』をはじめ、『エンタの神様』『爆笑オンエアバトル』など、お笑いショートネタ番組がゴールデンタイムの視聴率を牽引していた黄金期でした。
ダブルダッチは『爆笑レッドカーペット』において、審査員全員が立ち上がって絶賛する最高評価「満点大笑い」を幾度も獲得し、番組最高峰の栄誉である「レッドカーペット賞」に輝きました。1分前後の短い持ち時間で強烈なインパクトを残すフォーマットに、ジャスミンの強烈なビジュアルと「ラジバンダリ」のリズムが見事に合致した結果です。
当時の日本はスマートフォンやSNSが本格普及する直前であり、情報伝達の主役は学校の教室や職場で交わされる「対面での口コミ」でした。翌日の朝礼や休み時間に真似したくなるシンプルな反復構造が、ブームの熱量を一気に引き上げた要因です。