神戸大学六甲祭は、単なる学生の学内行事にとどまらない。地域住民、全国から集まる受験生、卒業生、そして観光客が入り交じる、神戸市灘区を代表する秋の大イベントである。国立大学としての歴史と高い知性が漂うキャンパスが、この2日間だけはエネルギッシュな祭典の場に変貌する。
六甲祭の歴史は古く、旧制神戸商業大学からの歴史を受け継ぐ六甲台キャンパスの歩みとともに成長してきた。現在では、全学から集まる無数の部活動・サークル・研究会が日頃の成果を競い合い、広大な敷地全体がテーマパークのような賑わいを見せる。京都大学の「11月祭」や大阪大学の「まちかね祭」と並び、近畿地方の秋の学園祭シーズンを象徴するビッグイベントとして不動のポジションを確立している。