ラムのラブソング誕生秘話と歌手の現在|愛され続ける昭和名曲の全真相

ラムのラブソング誕生秘話と歌手の現在|愛され続ける昭和名曲の全真相

ラムのラブソング誕生秘話と歌手の現在|愛され続ける昭和名曲の全真相の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

1981年当時、アニメソングの主流は劇伴の延長にあるオーケストラサウンドや、ヒーローの必殺技・作品タイトルを連呼する直球のスタイルでした。その既成概念を根底から覆したのが、作詞を手掛けた稀代のヒットメーカー・伊藤アキラ氏と、作編曲を担当したキーボード奏者・シンセサイザーマエストロの小林泉美(Mimi)氏のタッグです。

当時、フライング・ミミ・バンドなどを率いて日本のフュージョン/ニューウェイヴシーンの最前線にいた小林泉美氏は、ロンドン移住前夜のエネルギッシュな感性をこの楽曲に注ぎ込みました。小林氏が当時の制作回顧で語ったところによると、「子供向けのアニメだからといって妥協するのではなく、自身がロンドンやクラブカルチャーで体感していた最先端のディスコビート、ラテンサンバ、シンセサイザーのポリフォニックなグルーヴをそのままぶつけた」といいます。

一方、伊藤アキラ氏による詞世界は、従来の「アニメの説明」を完全に排し、「浮気性なあたるに対するラムの電撃的な乙女心」に焦点を絞り込みました。「あんまりソワソワしないで」「男の人はあまり気の多い星が好きじゃない」といった口語体のフレーズは、少女漫画的でありながら極めてモダンであり、80年代初頭の若者たちのポップカルチャーとダイレクトに共振したのです。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。