本品の真価が最も顕著に現れるのは、単体ではなく5枚が連結した「シート状態」の個体だ。当時は実際に手紙や小包に貼って消費されることが一般的だったため、5枚綴りのまま破られずに現存しているシートは極めて数が限られている。
2026年のオークション市場や買取現場では、保存状態の良い5枚綴りシートに10万円から15万円以上の査定値が提示されるケースも頻発している。特に四方の余白部分(シートの耳)が傷みなく残っており、目打ちが未裁断のものは歴史的資料としての価値も加算される。シートを裁断せずに保管し続けることこそが、価値を最大化する絶対条件だ。