単刀直入に事実を検証しよう。貴乃花光司氏がガンを患い闘病中であるという情報は、完全な虚偽である。信頼に足る医療機関の受診情報や公式な発表、周辺取材のどこを探しても、悪性腫瘍などの重篤な疾患を裏付ける事実は皆無だ。現代の医療・健康報道において最も戒めるべき「憶測に基づく病名付け」が、無責任に一人歩きした典型例と言える。
過去に報じられた体調不良といえば、日本相撲協会時代に巡業先で熱中症により倒れ、救急搬送された一件や、過酷な勝負の世界で蓄積した古傷のケア程度に限られる。冷静なスポーツジャーナリズムの視点からファクトチェックを行えば、病魔に侵されているどころか、定期的なメディカルチェックをクリアし、極めて自律的な日常を送っていることが浮き彫りになる。