大ブレイクの決定打となったのは、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』での朝井正人役だろう。緩やかで掴みどころのない独特の空気感。ヒロインの初恋相手として魅せた切なくも愛おしい佇まいは、お茶の間の心を瞬く間に鷲掴みにした。
さらに主演を務めた『珈琲いかがでしょう』では、移動珈琲店の店主という柔らかい顔の裏に、壮絶な過去を隠し持つ主人公・青山一役を好演。癒やしの笑顔から一転、鋭く冷徹な眼光で見せるアクションシーンへの移行は見事の一言だった。日常と非日常を地続きに見せる演技センスは、彼の代名詞となっている。