時計の針を2016年春に戻そう。週刊誌『週刊ポスト』が報じたスクープは、あまりにも衝撃的だった。手をつないで夜の街を歩く姿、そして吉田の自宅マンションに中島が連泊しているという具体的な描写。当時22歳だった中島と、年齢非公表(実質40代)だった吉田の組み合わせは、単なる「年の差カップル」という枠組みを超え、アイドルの恋愛におけるタブーの境界線を完全に踏み越えていた。
世間の反応は二極化した。純粋な恋愛として応援する声があった一方で、事務所の力関係やファンへの裏切りを叫ぶ声も小さくなかった。特にジャニーズ事務所(当時)という巨大な盾のなかにいた中島にとって、この報道はキャリアの分岐点となるに十分な破壊力を持っていた。