天神釣り池において安定した釣果を叩き出すためには、池全体の底形状と水深の把握が欠かせません。エリアによって水深にグラデーションがあり、季節や当日の天候・水温によってヘラブナが定位するタナが劇的に変化します。
池の中央付近から深場にかけての水深は約3.5m〜4.5mに達し、厳冬期や水温低下時には底釣り(段差の底釣りや両ウドンの底釣り)が絶大な威力を発揮します。一方、桟橋際や岸寄りの浅場エリアでは水深が2.0m〜2.5m前後となっており、春先のハタキ期や初夏〜初秋の高活性期にはメーター規定に準じた浅ダナのセット釣りや両ダンゴが好釣果を生み出します。
風の影響を受けやすい地形であるため、向かい風を受ける釣り座ではウキの流れを考慮した仕掛け調整が求められます。風速が3mを超える日は、穂先を水中にしっかりと沈める「水中ウキゴム」や重めのオモリバランスを用いたチョーチン釣りに切り替えることで、繊細なサワリを逃さずアタリに結びつけることが可能です。