ペット保険会社各社が公表する毎年の「犬の名前ランキング」「猫の名前ランキング」において、「ココ(Coco / Koko)」は常にトップ10圏内の常連です。トイプードルやチワワ、毛色の茶色い猫などに名付ける飼い主が多く、その理由は「短くて呼びやすい」「響きが可愛らしい」「外国風でおしゃれ」という点が圧倒的です。
一方で、人間の赤ちゃんの命名(特に女の子の「心」「瑚々」「ここあ」など)においても、ハワイ好きの親が「ハワイ語の可愛い響き」を意識して名付けるケースが見受けられます。しかし、子育てコミュニティや知恵袋等の相談プラットフォームでは、命名後に意味を知った親からの切実な声が散見されます。
「ハワイが好きで娘にココと名付けた後、ハワイ語で『血』だと知って青ざめました」「親戚から『血って意味じゃないの?』と指摘されてショックを受けた」という体験談がある一方、「家族の強い血のつながりや、何事にも負けない生命力を込めたと解釈して気に入っている」「フランス語のCoco(愛しい存在)として捉えている」と前向きに捉え直す親も多く存在します。
実際、日本で「ココ」と名付ける人の多くは、フランスのファッションデザイナーであるココ・シャネルの愛称(フランス語で「お気に入り」「小鳥」などの親愛表現)や、ココア、あるいは日本語の「心」の音をベースにしており、必ずしもハワイ語に限定して名付けているわけではないという実態が浮き彫りになっています。