1980年代初頭にカリフォルニアのラグナビーチで誕生したStüssyが、なぜ太平洋を越えた東京・原宿の地でこれほどまでに深い根を張ることができたのか。その背景には、90年代初頭に結成された「インターナショナル・ステューシー・トライブ(IST)」と、当時の原宿カルチャーを牽引していたキーパーソンたちとの深い絆が存在する。
東京のクリエイターたちが、カリフォルニアのDIY精神と東京のアングラカルチャーを融合させたことで、Stüssyは単なる輸入ブランドではなく「原宿のストリートDNA」の一部となった。原宿チャプターはその歴史的対話が始まった象徴的な地点であり、現在もその血統を静かに受け継いでいる。