芸能界入りを果たした中村さんは、本名である「中村友也」名義で活動を開始します。デビュー作となったのは2005年公開の映画『七人の弔(とむらい)』。ダンカン監督が手掛けたこのサスペンス作品で、中村さんは複雑な家庭環境に置かれた少年・河原潤平役をオーディションで勝ち取り、弱冠18歳で鮮烈なスクリーンデビューを飾りました。
さらに同年に放送された山田孝之さん主演の青春ドラマ『H2〜君といた日々』では、千川高校野球部の部員・島オサム役として出演。初々しい坊主頭に近い短髪スタイルでグラウンドを駆け回る姿は、瑞々しいエネルギーに溢れていました。
当時から業界内では「勘が良く、独特の空気感を持った若手」と高い評価を得ており、同世代の若手俳優の中でも頭ひとつ抜けた存在感を放ち始めていたのです。