検討を開始してから手元に届くまでのタイムスケジュールも、2つのリングで大きく差が出る。プロポーズの演出に使われる婚約指輪は、決行希望日の少なくとも3ヶ月から半年前には動き出すのが鉄則だ。既製品のサイズ直しでも数週間、セミオーダーやフルオーダーになれば2〜3ヶ月の制作期間を要するためだ。
対照的に結婚指輪の場合、デッドラインとなるのは「入籍日」や「挙式当日」である。両家顔合わせの席でお披露目したいカップルも多く、式や入籍の4〜6ヶ月前にショップを回り始めるのが一般的な流れとなる。二人でデザインや予算の意見を擦り合わせる時間も必要なため、個人の決断で完結しやすい婚約指輪よりも綿密なコミュニケーションが不可欠だ。