「エナジードリンクはカフェインが桁違いに多い」というイメージを持たれがちですが、他の主要な飲料と比較すると意外な事実が見えてきます。
まず、ライバル関係にあるモンスターエナジーとのカフェイン比較です。モンスターエナジーは主力である355ml缶1本あたりに約142mgのカフェインが含まれています(100mlあたり約40mg)。1缶飲み干した際の総カフェイン量で比較すると、レッドブル(250ml缶で80mg)の約1.77倍に達します。モンスターエナジーはガツンとした強い刺激と大容量を求める層向けであり、レッドブルは短時間で飲みきれるシャープな設計という棲み分けがなされています。
さらに興味深いのが、ドリップコーヒーとのカフェイン比較です。農林水産省などのデータによると、一般的なドリップコーヒーは浸出液100mlあたり約60mgのカフェインを含みます。標準的なマグカップ1杯(約150〜200ml)を飲むと、摂取するカフェイン量は約90〜120mgに達します。つまり、日常的に飲んでいるブラックコーヒー1杯の方が、レッドブル250ml缶1本よりもカフェイン含有量が多いのが実態です。