専門家や医療機関の視点はさらにシビアだ。日本肥満学会が提示する最も病気にかかりにくい標準BMIは「22」であり、165cmの女性であれば約59.9kgが適正体重とされる。また、厚生労働省が発表する国民健康・栄養調査でも、若い女性の過度な痩せ志向が長年の課題として挙げられている。
BMI(ボディマス指数が18.5を下回る状態が長期間続くと、骨密度低下や無月経、免疫力低下、冷え性、将来の糖尿病リスク増加など、目に見えない健康上の不調を引き起こすリスクが高まる。表面的なスリムさと引き換えに、内臓機能や代謝能力を低下させてしまっては、真の美しさとは呼べないというのが、最新医学の明確なスタンスだ。