ネット上の情報やSNSの口コミでは、「北桔橋門には今も動く跳ね橋が架かっている」「入場券売り場で並ぶ必要がある」といった古い情報や誤解が散見されます。
まず、現在の北桔橋は固定されたコンクリート・土台構造の橋梁となっており、江戸時代のように橋桁が跳ね上がるギミックは稼働していません。跳ね橋の構造を示す木造機構そのものは現存しませんが、橋桁を支えていた石垣の段差や、門の両脇にそびえる強固な石組みの形状から、かつての跳ね橋のスケールをリアルに推測することができます。
また、かつて配布されていたプラスチック製の「入園票(札)」を受け取って退出時に返却するシステムは運用の見直しが進み、現在はスムーズな保安検査を通過すればそのまま園内へ進める形式が定着しています。混雑時でも大手門に比べて北桔橋門の手荷物検査待機列は短く、待ち時間ほぼゼロで通過できるケースが多いのも大きなメリットです。