一連の騒動で表舞台から姿を消した折口雅博氏はその後、拠点を米国ニューヨークへと移しました。自身が手掛けた高級和食レストラン「MEGU」を国際的に展開し、大統領就任式のアフターパーティー会場に選ばれるなど現地の外食産業で再び頭角を現します。
現在は日本へ帰国し、投資育成企業であるブロードキャピタル・パートナーズのCEOとして活動。次世代の起業家育成やスタートアップへの出資、経営コンサルティングに携わるほか、自身の波乱万丈な経験を基にしたビジネス書の執筆や講演活動を精力的に行っています。かつての巨額資産の多くは清算プロセスで失われたものの、類まれな事業構想力と行動力でビジネス界における存在感を再び示しています。
また、かつて若者の働き方を一変させた日雇い派遣は、2012年の労働者派遣法改正によって原則禁止となりました。しかしそのビジネスモデルの思想は、スマートフォンの普及とともに「スキマバイトアプリ」やギグワークプラットフォームという新たなデジタルエコノミーへと形を変え、今日の労働市場に息づいています。