ネット上では「カンノンコーヒー鎌倉 食べ歩きに最高」といった紹介が散見されますが、ここには観光客が見落としがちな重大な盲点とルールが存在します。
まず押さえておくべきは、鎌倉市が制定している「公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」です。混雑した道路や文化財周辺での「歩行中の飲食」は、他の歩行者の衣服を汚すトラブルやゴミ問題の観点から自粛が呼びかけられています。KANNON COFFEE鎌倉でも、購入した商品を歩きながら食べるのではなく、店舗敷地内のベンチや指定された飲食スペースで立ち止まって味わうことが基本マナーとなっています。
また、店舗の規模感についての誤解も少なくありません。同店は本格的な着席型カフェレストランではなく、あくまでコーヒースタンドです。店内には腰掛けられるベンチシートが数席分用意されているものの、席予約はできず、基本は鎌倉長谷カフェ テイクアウトとしての利用を想定した設計となっています。
さらに、由比ヶ浜海岸方面や屋外で食べる際に絶対に警戒しなければならないのが上空のトビ(トンビ)です。長谷周辺のトビは人間の食べ物を狙って急降下してくるため、屋外でクレープを掲げて写真撮影に没頭していると、背後から奪われ怪我をする危険があります。写真撮影は店舗の壁面サイン前などで速やかに済ませ、落ち着いた環境で味わうのが鉄則です。