かつて複合カフェ・漫画喫茶の主流といえば、磁気ストライプやバーコードが印字されたプラスチック製のカードだった。しかし現在、親会社であるAOKIホールディングスのデジタル推進戦略と連動する形で、一連の会員管理は劇的な転換を迎えている。その中核を担うのが、独自開発されたデジタル会員証システムである。
経営トップの青木彰宏氏が推し進める店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、会員証のアプリ化は急速に加速した。カードを持ち歩くストレスから利用者を解放すると同時に、受付時のボトルネックを解消する狙いがあった。現在では既存客の大多数がスマホアプリへの移行を完了しており、カード紛失に伴うトラブルそのものが大幅に削減されつつある。