ハリウッドの歴史を語る上で欠かせないのが、時代を超えて語り継がれる歴代のレジェンドたちです。彼女たちはその美貌で銀幕を照らしただけでなく、映画史に刻まれる数々の金字塔を打ち立ててきました。
黄金期を象徴するオードリー・ヘプバーンは、『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得し、妖精のような可憐さと気品でファッション界の歴史すら塗り替えました。同時代にグラマラスな魅力で世界を魅了したマリリン・モンローや、モナコ公妃となったグレース・ケリーなど、彼女たちのスタイルは今なお現代のセレブたちにサンプリングされ続けています。
1990年代から2000年代にかけては、美貌と卓越した演技力を武器にアカデミー賞主演女優賞を受賞したシャーリーズ・セロン(『モンスター』)やニコール・キッドマン(『めぐりあう時間たち』)が時代を定義しました。役作りのために自らの美貌を完全に封印する徹底したプロ意識は、ハリウッドにおける「美人女優」の定義をビジュアルから表現力の深さへと昇華させた決定打となりました。