カウントダウンの演出において、視覚情報と同じくらい重要な役割を果たすのが音楽だ。カウントダウン動画やSNSのショート動画に添えられる音源として、世代を超えて愛される「旅立ちの日に」のような合唱曲の合唱アレンジが根強い人気を誇る。伝統的な合唱曲が持つ荘厳でピュアな旋律は、映像に深いエモーショナルな質感を与える。
一方で、秋元康が手掛けた数々のアイドルグループやアーティストの楽曲も定番の卒業ソングとして欠かせない存在だ。切なくも前向きな歌詞と疾走感のあるメロディは、青春の終わりと新たな旅立ちの葛藤を見事に表現しており、カウントダウンカレンダーの映像BGMとして多用されている。視覚的メッセージと音楽が融合することで、卒業までのカウントダウンは参加者全員の感情を揺さぶる一大ドキュメンタリーへと仕上がっていく。