英語学習の質問掲示板やTOEIC・IELTS対策のコミュニティで頻繁に交わされるのが、「in this wayはどういう位置に置くのが自然なのか」という疑問です。辞書的な定義において、wayは「道」だけでなく「やり方・様態」を指します。つまり、in this wayの根幹は「直前で述べた具体的な手段・プロセスを踏まえて」という文脈接続にあります。
文頭に配置する場合、カンマを伴って「In this way, [主語] + [動詞]...」の形をとることが多く、直前の文で説明した方法や手順を受けて「このようにして、結果として〜となる」という因果関係や論理の展開を強く打ち出します。書き手の視点を次の展開へ誘導するディスコース・マーカー(談話標識)として機能するのが特徴です。
一方で、文末に配置する場合は動詞句を直接修飾し、「その特定の方法を用いて」という具体的な様態の修飾に焦点が当たります。例えば「He solved the problem in this way.」であれば、「彼がその問題を解決した、まさにその手段」にスポットライトが当たります。配置によるニュアンスの違いを把握することが、洗練された英文作成の第一歩となります。