『イノセント・デイズ』が描き出すのは、善悪の二元論では割り切れない人間の複雑な業と、誰かに必要とされたいという切実な願いです。無実でありながら死刑を受け入れた田中幸乃の姿は、他者を一方的なイメージで決めつけ消費してしまう社会への痛烈な問いかけでもあります。
早見和真の精緻な筆致による原作小説、そして妻夫木聡や竹内結子をはじめとするキャスト・スタッフ陣が魂を注ぎ込んだドラマ版。結末の真相を知った後にもう一度見返すと、散りばめられた伏線と登場人物たちの表情の意味がまったく違って見えてくるはずです。人の心の光と闇をえぐる不朽のサスペンスとして、今こそ触れておきたい一作です。 (出典: イノセント デイズ(Yahoo!ニュース))
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