デビュー曲の爆発的なヒットのあと、グループはすぐに社会現象を巻き起こしたわけではない。2000年代初頭、CDセールスの伸び悩みやアリーナの空席に直面し、焦燥感を募らせる日々が続いた。そんな彼らの活路を開いたのが、深夜帯のバラエティ番組で見せた徹底的な体当たりロケだった。
実験的な検証企画に身体を張って挑み、深夜の街頭で一般人と泥臭く向き合い、時にはボロボロになりながら笑いを誘う。キラキラした王道アイドルの看板をかなぐり捨て、等身大の人間性をむき出しにした姿は、従来のアイドル像に親しみを感じていなかった層の心をも掴んでいく。松本潤のストイックな探求心や相葉雅紀の飾らない天真爛漫さは、過酷な深夜番組の現場で磨かれ、後の無敵のグループダイナミクスを支える礎となった。