裁判の過程や報道各社の取材によって、石橋和歩が事件以前から日常的に交通トラブルや威嚇行動を繰り返していた実態が次々と浮き彫りになりました。
福岡県中間市で育った石橋は、過去にも山口県内や福岡県内の一般道・高速道路において、他車の前方に割り込んで急ブレーキを踏む、車から降りて相手の窓を叩き脅迫するなど、複数のあおり運転・暴行事案を起こしていました。東名高速の事故を起こしたわずか数カ月後にも、別の車に対して同様の威嚇行為に及んでおり、追起訴されるに至っています。
また、事件発生直後にはインターネット上で加害者家族や実家に対する激しい詮索が行われました。その過程で、石橋とは全く血縁関係も雇用関係もない無関係な建設会社が「石橋の実家企業である」とする誤ったデマがSNSを中心に拡散され、会社への嫌がらせ電話や業務妨害に発展するなど、ネット私刑の暴走という深刻な二次被害も生み出しました。
拘置所や獄中での石橋の手記や面会記録からは、自身の行為に対する客観的な重大性の認識が著しく欠如している様子が報道されています。法廷でも「自分は悪くない」「事故が起きるとは思わなかった」といった自己正当化に終始する場面が目立ち、遺族の処罰感情をより一層逆撫でする要因となりました。