石井萌々果の名を全国区に押し上げた最大の契機は、2009年秋にテレビ朝日系で放送されたドラマ『マイガール』でした。当時わずか6歳(撮影時)だった彼女は、亡き母の恋人であった主人公・笠間正宗(相葉雅紀)のもとに突然現れる娘・笠間コハル役を演じました。
撮影現場での二人の自然な距離感と信頼関係は大きな話題を呼び、相葉雅紀の温かな人柄に支えられた自然体の演技が高く評価されました。この作品での好演により、彼女は第13回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を歴代最年少クラスで受賞するという快挙を成し遂げています。
当時の特番インタビューや制作発表記者会見でも、共演者から「台本の理解力が非常に高く、現場の空気を瞬時に読む天才的な感性がある」と絶賛されていました。その後もNHK連続テレビ小説『おひさま』(2011年)や大河ドラマ『八重の桜』(2013年)、『モンスターペアレント』(2008年)など、テレビ史に残る数多くの話題作で重要な役どころを歴任しています。