狭小な山間路や未舗装路を走破するため、配備される車両や装備資機材のアップデートも欠かせない。高出力・高走破性を誇る水槽付消防ポンプ自動車や、夜間や濃霧の山岳捜索でも威力を発揮する赤外線サーマルカメラなど、現場のニーズに直結する装備が導入されている。
高速道路の救助事案に対応するための油圧救助器具(カッターやスプレッダー)は、従来よりも軽量かつ強力なバッテリー駆動型へと移行。活動現場の足場が悪い場所でも即座に展開でき、車内に閉じ込められた要救助者を数分早く救出するための機動力が飛躍的に高まった。機材の進化は、そのまま救命率の向上へと直結している。