数年前まで、重ねて収納できる「スタッキングチェア」といえば、公民館や会議室にあるような無骨なスチール脚を連想する人が多かった。しかし、2026年の最前線では北欧や日本の新鋭デザイナーたちが手がける極上のスタッキングチェアが話題をさらっている。
木目の美しさを活かした成形合板の技術が進化し、4脚重ねても高さがわずか70センチ程度に収まる美しいシルエットが実現した。スタッキングした状態そのものが、まるで彫刻作品のような存在感を放つ。廊下の隅やリビングのコーナーにスタックしたまま置いておいても、まったく違和感がない。むしろ「魅せる収納」として部屋を彩るのだ。