Q1:しこりの写真をインターネットの症例画像と比較して自己判断しても大丈夫ですか?
A1:自己判断は非常に危険です。悪性リンパ腫のしこりは皮下の深さや脂肪の厚み、リンパ節の位置によって外見の膨らみ方が千差万別であり、良性の粉瘤や脂肪腫、リンパ節炎と写真だけで見分けることは専門医でも不可能です。画像検索は参考程度にとどめ、必ず触診や超音波検査を受けてください。
Q2:押すと少し痛むしこりなら、悪性リンパ腫の可能性は完全に否定できますか?
A2:完全には否定できません。悪性リンパ腫の典型例は「無痛性」ですが、腫瘍が急速に増大して周囲の神経を圧迫した場合や、腫瘍内部で出血・壊死を起こした場合、あるいは良性の感染症を併発している場合には痛みを伴うことがあります。「痛いから悪性ではない」と過信せず、大きさが持続・増大する場合は検査が必要です。
Q3:皮膚にできた赤みやかゆみが悪性リンパ腫であるケースはどのくらいありますか?
A3:頻度としては高くありませんが、皮膚原発の悪性リンパ腫が存在します。湿疹や乾癬、白癬(水虫)などに似た赤い斑点が長期間治らず、ステロイド外用薬を使用しても改善しない場合や、徐々に病変が盛り上がって硬いしこりを形成してきた場合は、皮膚科専門医による皮膚生検が推奨されます。