首や脇のしこりは悪性リンパ腫?写真で見る特徴と良性の見分け方

首や脇のしこりは悪性リンパ腫?写真で見る特徴と良性の見分け方

首や脇のしこりは悪性リンパ腫?写真で見る特徴と良性の見分け方について詳しく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

リンパ節は全身に約600〜800個存在しますが、悪性リンパ腫のしこりが体表から触知されやすい場所には明確な傾向があります。その中でも頻度が高いのが「頸部(首の周囲)」「腋窩(脇の下)」「鼠径部(足の付け根)」の3大領域です。

特に成人のしこりで臨床上もっとも警戒されるのが「鎖骨の上(鎖骨上窩)」の腫大です。鎖骨の上にあるリンパ節は、全身のリンパ液が静脈へと合流する要所に位置しています。特に左鎖骨上窩のリンパ節が腫れる現象は医学的に「ウィルヒョウのリンパ節(Virchow's node)」と呼ばれ、悪性リンパ腫だけでなく胃がんや肺がんなど胸部・腹部の悪性腫瘍からの転移が強く疑われる危険な兆候です。

脇の下のしこりについては、乳がんのリンパ節転移や粉瘤(アテローム)、化膿性汗腺炎なども鑑別対象になりますが、左右両方の脇の下にしこりがある場合や、痛みがなく複数個の塊が数珠つなぎのように触れる場合は、悪性リンパ腫の全身性病変を念頭に置いた精密検査が行われます。

森 瞳
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森 瞳

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