はちみつホットミルクの真価は、睡眠サポートだけに留まりません。冬場の乾燥や季節の変わり目における「喉のイガイガ」「風邪のひき始め」に対する民間療法としても、長年にわたり確固たる信頼を勝ち得ています。
はちみつには強力な浸透圧作用と、過酸化水素を微量に生成する抗菌酵素が含まれており、古くから天然の殺菌シロップとして用いられてきました。WHO(世界保健機関)のガイドラインでも、夜間の咳を鎮める家庭的ケアとして小児(1歳以上)へのはちみつ摂取が言及されるほどです。粘度の高いはちみつが荒れた喉の粘膜に密着し、外部刺激をブロックしながら炎症を優しく保護します。
一方の牛乳に含まれる乳清(ホエイ)タンパク質には、抗ウイルス・抗菌作用を持つラクトフェリンや、免疫細胞の材料となる良質なアミノ酸がぎっしり詰まっています。さらに、日本人に不足しがちなカルシウムを効率よく補給できる点も見逃せません。喉の痛みを和らげつつ、体力の消耗を防ぐ栄養補給が同時に行える点は、まさに理にかなった組み合わせと言えます。