装花はナチュラルコーディネートの主役だ。単一の花材に頼るのではなく、葉もの(グリーン)と生花、さらにはドライフラワーをブレンドすることで、奥行きのある表情が完成する。
シルバーグリーンの葉を持つユーカリやオリーブは、派手さを抑えつつ繊細な空気感を漂わせる。これらにラナンキュラスやフランネルフラワーといった可憐な小花を散りばめる。ドライフラワーは全体に使用するとカサついた印象になりやすいため、ポイント使いにとどめるのがプロの技だ。
装花費用のスリム化と豪華さを両立させるグリーン比率
大輪のバラやユリを多用する伝統的な装花は費用が高騰しやすい。一方、葉ものの比率を60〜70%程度まで高めるアプローチは、予算を抑えつつボリューム感を確保する賢明な手段となる。枝ぶりの良いスモークツリーやドウダンツツジを活用すれば、空間全体を包み込むようなダイナミックな演出が可能だ。