今年の母の日を迎えるにあたり、消費者が最も直面している現実が「価格の上昇」です。生花店関係者によると、カーネーションの一本当たりの店頭価格は、数年前と比較して約15〜20%上昇しています。
この背景には、深刻化する地球温暖化による国内主要産地の暖冬と、それに伴う開花時期のズレがあります。さらに、2026年から続く物流業界の労働時間規制(物流2026年問題)の余波が今も尾を引いており、地方の生産地から都市部への輸送コストが大幅に跳ね上がったことも原因です。かつてのように「安価で手軽に買える花」から、今年は「価値を見極めて買う特別なギフト」へと位置づけが変化しています。