100円ショップのステンレスボトル市場は、今後さらに拡大すると予測される。セリアは2023年以降、機能性とデザイン性を両立させた上位モデルの投入を強化している。550円という価格帯で、専門メーカーの2,000円台製品に迫る性能を実現する動きも見られる。
一方で、専門メーカー側も対応を迫られている。サーモスやタイガーは、1,000円台のエントリーモデルを拡充し、低価格帯への進出を図っている。100円ショップとの差別化として、10年保証やパーツ交換サービスなど、長期使用を前提としたサポート体制を強化する動きが加速している。
消費者にとっては選択肢が増えることで、自分のライフスタイルに合った製品を選びやすくなる。短期間で買い替えたい人はセリアを、長期間使いたい人は専門メーカーを選ぶという棲み分けが明確になりつつある。