今年の開催で最も注目を集めているのが、観客席のアップデートだ。従来のレジャーシートエリアに加え、体圧を分散する最新のエルゴノミクス・アウトドアチェアが導入された。さらに、個々の座席に最適化された超指向性スピーカーシステムが一部エリアに試験導入され、周囲の自然の音(虫のさえずりや風の音)と映画の音響が完璧に調和する設計になっている。
「森の音を遮断するのではなく、映画の一部として取り込む」という音響監督の狙い通り、スクリーンから流れるBGMと、リアルな八ヶ岳の夜の気配が混ざり合う感覚は、劇場では絶対に味わえない。