立教大学女子ラクロス部の歴史を語る上で、2002年は絶対に外せない特異点だ。この年、チームは関東学生ラクロスリーグ1部へと昇格を果たした。それまでの「挑戦者」から「追いかけられる存在」への脱皮。ここからULTIMATESの真の戦いが始まった。
昇格はゴールではなく、果てしない進化の序章に過ぎなかった。関東1部という群雄割拠の猛者たちがひしめく荒波の中で、立教は一瞬の輝きで終わる一発屋であることを拒絶した。「一過性の強さではなく、持続可能な強さを」。この決意から誕生したのが、「ずっと強い立教」という信念である。
1部昇格以降、全日本大学選手権での上位進出や関東リーグ優勝争いの常連となった彼女たち。伝統の継承と時代の変化に応じた戦術のアップデート。この両輪を絶やさず回し続けたことが、20年以上にわたりトップシーンを走り続ける唯一無二の基盤となっている。