徳永有美の人生を大きく変えた舞台が、テレビ朝日系のバラエティ番組『内村プロデュース』だった。アシスタントMCとして出演していた彼女は、番組の顔でありお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と共演。バラエティ番組ならではの過酷なロケや即興の掛け合いを通じて、二人の心理的な距離は急速に縮まっていった。
当時、マセキ芸能社のエースとして多忙を極めていた内村光良は、誠実で飾らない人柄で知られていた。悩みや葛藤を抱えていたアナウンサーとしての徳永有美に対し、深い包容力で接したことが二人の絆を深めたとされる。だが、当時の彼女が既婚者であったことから、世間の風当たりは想像を絶するものとなった。
『報道ステーション』のスポーツキャスターを担当するなど期待されていたキャリアは一変し、担当番組からの即時降板が決まった。テレビ朝日局内でも大きな波紋を呼び、局アナとしての未来は途絶えたかに思われた。彼女は一連の責任を取る形で、2005年にテレビ朝日を退社する決断を下す。