DNA鑑定と並んで噂の温床となったのが、父親の訃報にまつわる悪質なフェイク情報でした。ネット掲示板に「北海道のローカル新聞のお悔やみ欄に、藤本美貴の実父と思われる人物が別の民族名(通名)で掲載されていた」という書き込みや、それを模した画像が投稿されたのです。
しかし、この画像は既存の新聞紙面を切り貼りして加工した完全な捏造(コラージュ)画像であることが後に判明しています。実在しない住所や矛盾する日付が記載されており、面白半分で作られたデマが真実味を帯びて拡散されてしまったものでした。
芸能界で活躍する著名人に対して、出自や血筋に関する根拠のないデマを流布する行為は後を絶ちません。藤本美貴のケースも、著名税として片付けるにはあまりにも悪質なデマの標的になってしまった被害例の一つと言えます。